20代の頃には、一時停止というと、
完全に停止するのではなく、そろりそろりと徐行して運転していました。
完全に停止することのメリットを全く感じていなかったからです。
今や、完全に停止するようになりましたが。
完全に停止してから徐行するのと、
停止せずに徐行のまま運転するのとで何が違うのかというと、
安全性が全然違います。
一旦停止することで、なんというか、リセットできるというか。
当たり前の話ですが、一旦停止すると、
停車している状況で周囲が見れます。ほんのわずかな時間。1秒あるかないか。
これがあるかないかで、安全確認の、なんというか、精度が違います。
停車する、車走ってない、となると、車走らせている時には、
無意識のうちに張り巡らせていた神経を停車時には一旦OFFにして、
安全確認の方に脳内リソースを100%向けることができます。
んで、安全確認ができてから徐行に入る時に、再びその意識を
走行時の状態に戻すのですが、ここで一旦リセットしてからの徐行なので、
停車を挟まない時の徐行と比べて、
これもまた、安全確認の精度が違います。
一時停止、大事です。